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第5回解体工事雑学講座

皆さんこんにちは!
タクミ工業株式会社、更新担当の中西です。

いつも「解体工事雑学講座」をご覧いただき、ありがとうございます。


第5回 解体工事の環境対策と廃棄物管理

解体工事では、安全管理と同時に、環境への配慮も欠かせません。建材や廃棄物を適切に処理し、リサイクルや再資源化を推進することで、地域社会と地球環境にやさしい工事を実現します。今回は、解体工事における環境対策と廃棄物管理のポイントをご紹介します。


1. 廃棄物の分別とリサイクル

  • 現場での分別作業

    • コンクリート、鉄筋、木材、プラスチック、ガラス、石膏ボードなどを種類ごとに分ける。

    • 色分けシートや専用コンテナを設置し、作業員が一目でわかるように管理。

  • 再資源化の流れ

    • コンクリート塊:破砕して再生骨材として再利用。

    • 鉄筋・金属:スクラップ業者へ引き渡し、製鋼原料に。

    • 木材:チップ化してバイオマス燃料や建材として再利用。

  • 分別率向上の取り組み

    • 事前調査で廃材の種類・量を把握し、分別手順を現場計画に組み込む。

    • 定期的な教育・巡回指導で分別精度を維持。


2. 有害物質の適切処理

  • アスベスト(石綿)対策

    • 事前調査でアスベスト含有建材を特定し、除去計画を作成。

    • 専門業者による封じ込め・除去作業を実施し、飛散防止対策(湿潤化、陰圧状態)を徹底。

  • 塗膜・シーリング材の処理

    • 重金属を含む塗膜や古いシーリング材は、専用の密閉容器で回収。

    • 廃棄物処理法に基づく適正処分施設へ搬入。

  • PCB・フロン類の管理

    • 変圧器やエアコンユニットに含まれるPCB、フロンガスは、法令に従い専門業者へ引き渡し。

    • 事前に量と保管状況を把握し、漏洩リスクをゼロに。


3. 騒音・振動・粉じんの低減策

  • 低騒音型重機の導入

    • エンジンマフラーや防音カバーを装備した重機を選定。

    • 騒音レベルを計測し、地域の許容基準以下を維持。

  • 振動対策

    • 小型・低振動の油圧ブレーカーを使用。

    • 振動測定器でリアルタイムに数値を監視し、必要に応じて作業方法を見直し。

  • 粉じん飛散防止

    • 高圧水噴霧装置による散水、養生シート・防塵シートで囲い込み。

    • 作業時間帯を近隣の通学・通勤時間帯とずらし、影響を最小化。


4. 環境負荷低減のための最新技術

  • ドローンによる事前調査・モニタリング

    • 空撮データで廃材量を高精度に算出し、運搬回数を最適化。

    • 進捗管理や粉じん・騒音のホットスポットを早期に特定。

  • BIM連携による廃棄物予測

    • 建物情報モデル(BIM)を活用し、解体対象部材を3Dで可視化。

    • 廃棄物量の自動算出と分別計画の精度向上を実現。

  • IoTセンサーによる環境モニタリング

    • 現場周辺の粉じん濃度、騒音レベル、振動レベルをリアルタイム監視。

    • データをクラウドに蓄積し、報告書作成の省力化と透明性を確保。


次回予告

次回の第6回では、「解体工事におけるコスト管理と工程最適化」をテーマに、

  • 原価計算のポイント

  • 廃材運搬・処分コストの削減策

  • 工程短縮のための工程表作成術

などを詳しく解説します。どうぞお楽しみに!


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第4回解体工事雑学講座

皆さんこんにちは!
タクミ工業株式会社、更新担当の中西です。

 

 

本日は第4回解体工事雑学講座!

今回は、解体工事における安全管理と対策についてです。

 

 

解体工事における安全管理と対策

 

解体工事は安全管理が最も重要です。

作業中は、重機の使用や高所作業、粉塵の飛散など、さまざまなリスクが伴います。

今回は、解体工事で行われている安全管理と対策について詳しくご紹介します。

 

 

安全管理のポイント

 

作業員の安全教育と装備の徹底

作業員には、事前に解体工事に関する安全教育が行われます。

また、現場での服装や保護具の着用が義務付けられ、安全靴、ヘルメット、手袋、マスクなど、必要な保護具の使用が徹底されています。

 

現場での安全確認と巡回

解体作業中は、現場監督や安全管理担当者が定期的に巡回し、作業内容や安全対策に不備がないか確認します。

危険箇所には標識を設け、万が一に備えて作業エリアの安全を確保します。

 

防塵・防音対策

解体工事で発生する粉塵は、周囲への影響を防ぐため、散水や養生シートによる対策が行われます。

騒音に関しても、防音パネルを設置し、重機の音が外部に漏れないように工夫しています。

近隣住民への説明や配慮も行い、地域に負担をかけないよう努めます。

 

 

以上、第4回解体工事雑学講座でした!

次回の第5回もお楽しみに!

 

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第3回解体工事雑学講座

皆さんこんにちは!
タクミ工業株式会社、更新担当の中西です。

 

 

本日は第3回解体工事雑学講座!

今回は、解体工事の工程と流れについてです。

 

 

解体工事の工程と流れ~施工の一連のプロセス

解体工事は、準備から工事の完了までいくつかの工程を経て進められます。

今回は、解体工事がどのような流れで進行するのか、具体的なプロセスを順を追って詳しくご紹介します。

 

 

解体工事の流れ

 

現地調査と工事計画の作成

まず、現地調査を行い、建物の構造や材質、周辺環境を把握します。

この情報をもとに、解体工法や重機の選定、粉塵・騒音対策、廃材処理計画を含めた工事計画が作成されます。

周辺の住民や関連施設への影響を考慮し、安全で効率的な工事を実施するための綿密な計画が必要です。

 

仮設工事と養生設置

工事現場周辺には、粉塵や騒音が外部に漏れないよう養生シートや防音パネルが設置されます。

また、工事に伴う安全対策として、足場やバリケードを組み立て、作業エリアの安全確保も行います。

 

解体作業の開始

計画に基づいて解体作業が始まります。

重機を使って外壁や柱を取り壊し、手作業で配管や電気設備の撤去も行います。

建物の構造によっては、解体の順番や方法を工夫し、建物が崩れるリスクを最小限にする工夫が求められます。

 

分別と廃材の処理

 

解体作業で発生する廃材は、リサイクルのために分別処理が行われます。

金属、木材、コンクリートなどの資材をそれぞれ分け、廃棄物を適切に処理します。

再利用可能なものはリサイクル業者へ引き渡し、環境に配慮した廃材処理が行われます。

 

整地と工事の完了

解体作業と廃材処理が完了したら、地面を整地し、次の工事に備えて現場を整えます。

敷地が平らで安全な状態に整えられ、工事が無事に完了となります。

 

 

以上、第3回解体工事雑学講座でした!

次回の第4回もお楽しみに!

 

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第2回解体工事雑学講座

皆さんこんにちは!

タクミ工業株式会社、更新担当の中西です。

 

 

本日は第2回解体工事雑学講座!

今回は、解体工事の種類についてです。

 

 

解体工事の種類~

建物や用途に合わせた工法

解体工事には、建物の構造や場所、用途に応じた様々な工法があり、それぞれに適した手法で進められます。

今回は、解体工事の代表的な種類と、それぞれの特徴について詳しくご紹介します。

 

解体工事の主な種類

内装解体工事  

内装解体工事は、建物全体ではなく、内部の壁や床、天井、設備のみを解体する工事です。

リフォームやリノベーションの際に行われ、建物の構造には影響を与えずに内装部分だけを解体して、新しいデザインや用途に対応できる状態に整えます。

内装解体は工期が短く、騒音や粉塵も比較的抑えられるため、ビルや店舗の改装で多く活用されます。

 

建物解体工事(建屋解体)

建物解体工事は、建物全体を取り壊し、更地に戻すための工事です。

住宅やビル、工場など様々な構造物が対象となり、建物の規模や構造に応じて重機や手作業を使い分けて解体します。

一般的な建物解体工事では、建物の解体だけでなく基礎部分の撤去も行い、敷地全体を整地するための準備を整えます。

 

RC(鉄筋コンクリート)造解体

鉄筋コンクリート(RC)造の建物は、強度が高く特殊な解体技術が必要です。

大型の重機やコンクリートを破砕する機械を使用し、慎重に取り壊します。

さらに、鉄筋やコンクリートを分別し、リサイクル可能な資材として分別・処理を行うため、専門的な技術が求められる工事です。

 

アスベスト除去を伴う解体工事

古い建物にはアスベストが含まれている場合があり、解体の際に適切な除去処理が必要です。

アスベストは人体に有害な物質であるため、専用の防護具や処理設備を使い、安全かつ環境に配慮した解体工事が行われます。

 

 

以上、第2回解体工事雑学講座でした!

次回の第3回もお楽しみに!

 

 

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第1回解体工事雑学講座

皆さんこんにちは!
タクミ工業株式会社、更新担当の中西です。

 

いよいよ寒くなってきましたが、皆さん元気に過ごされていますか?

風邪をひかないよう、防寒対策を徹底していきましょう!

 

さて、本日からシリーズ更新が始まります!

 

タクミ工業株式会社監修!

解体工事雑学講座!

 

記念すべき第1回目のテーマは!

解体工事とは?その役割と重要性についてです!

 

解体工事は、建物や構造物を安全に取り壊し、更地や再開発用地へ整備するための重要な工事です。新しい建物を建てる前段階として行われ、再利用可能な資源を取り出し、環境に配慮したリサイクルも欠かせません。今回は、解体工事がなぜ必要とされるのか、その役割と重要性について詳しくご紹介します。

 

 

解体工事の役割と重要性

 

土地再利用のための第一ステップ
解体工事は、古い建物を取り壊して土地を更地に戻すことで、新たな用途や建築物への転用を可能にします。住宅地の再開発や商業ビルの建設、公共施設の改修など、地域の発展に欠かせない工程であり、都市の機能や美観を維持するためにも重要な役割を果たしています。

 

リサイクルと廃材処理
解体によって発生する廃材は、環境に配慮し、リサイクルや適切な処理が求められます。木材や金属、コンクリートなど、資源として再利用できるものは分別し、可能な限りリサイクルに回すことで、環境保護に貢献しています。廃棄物を減らし資源循環を促す解体工事は、持続可能な社会の実現に欠かせません。

 

安全で効率的な工事のための技術とノウハウ
解体工事では、建物の構造や材質に応じた工事計画が必要です。安全面を確保し、周辺環境や住民への影響を最小限に抑えるため、専門的な知識と技術が求められます。また、騒音や振動、粉塵の対策を行い、近隣環境に配慮した工事が必要です。

 

以上、第1回解体工事雑学講座でした!

次回の第2回もお楽しみに!

 

 

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太田清掃センター解体撤去工事

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